【論文発表】レビー小体病のバイオマーカーに関する論文がpublishされました。

Using Fatty Acid-Binding Proteins as Potential Biomarkers to Discriminate between Parkinson’s Disease and Dementia with Lewy Bodies: Exploration of a Novel Technique

<著者> ※関森が第2著者
Ichiro Kawahata(川畑 伊知郎)1, Tomoki Sekimori(関森 智紀)1, Hideki Oizumi(大泉 英樹)2, Atsushi Takeda(武田 篤)2, Kohji Fukunaga(福永 浩司)1 
1. Department of CNS Drug Innovation, Graduate School of Pharmaceutical Sciences, Tohoku University
(東北大学 大学院薬学研究科 先進脳創薬講座)
2. Department of Neurology, National Hospital Organization Sendai Nishitaga Hospital
(国立病院機構 仙台西多賀病院 脳神経内科)

<内容>
 パーキンソン病やレビー小体型認知症などの疾患に関与すると考えられる重要な分子の一つである脂肪酸結合タンパク質(FABPs)の血漿中レベルをパーキンソン病(PD)・レビー小体型認知症(DLB)・アルツハイマー病(MCI)・軽度認知障害(MCI)・健常高齢者(CN)で比較し、各疾患ごとの特徴を明らかにしました。また、Tau・GFAP・NF-L・UCHL1といった他の疾患関連分子の血漿中レベルと組み合わせることで、高い精度で各疾患を鑑別できることを示しました。

8月28日現在、early access versionで公開されています。以下のリンクよりご覧ください。
https://www.mdpi.com/1422-0067/24/17/13267

Complete versionで公開されました! https://doi.org/10.3390/ijms241713267